神戸ビーフについてAbout

世界が認めたその品質

ブランド和牛の中でも、神戸ビーフの知名度はとても高く海外にも広がっています。例えばオバマ前大統領が来日した際に、「神戸牛が食べたい」と熱望された等、逸話には事欠きません。しかし、神戸ビーフとは?という肝心な事についてはあまり知られていません。「神戸で牛なんて飼われているの?」と、疑問に思われている方もたくさんおられます。
実は、神戸ビーフというのは「お肉」の事を指します。兵庫県内で生まれ育てられた、「但馬牛(うし)」を兵庫県内の食肉処理センターでと畜し(この時点で「兵庫県産但馬牛」になります)、一定の肉質基準を満たした「お肉」が、晴れて「神戸ビーフ」の称号を与えられるのです。つまり兵庫県産但馬牛のエリートが「神戸ビーフ」となります。

その始まりは約150年前

なぜ「神戸」が付くか、それはまだ食肉文化が広まる以前、約150年ほど前にさかのぼります。
神戸港にて牛肉を求めていた英国人に、農業用として使われていた但馬牛が見初められたのがきっかけとされています。「神戸に旨い牛肉あり」という名声は、すでに始まりのときから世界的だったのです。

今では生産者さんが餌や環境、血統についての研究を重ね、世界的な需要を満たすべく努力されておりますが、まだまだ数が足りない状況が続き、2018年現在では年間6000頭程度のみの流通量となっています。そんな中でも約6年前から解禁された輸出により、世界的な知名度は広がる一方で国内ではますます神戸牛不足となり、貴重なブランド和牛として扱われているのです。

そして、国内では「神戸ビーフ」としての認識が更に拡がるよう、ミス神戸ビーフと共に各種PR活動も展開しています。

ミス神戸ビーフ

 

 

牛肉の格付けは、歩留等級と肉質等級で決まります

歩留等級(A〜C)
一頭の牛からとれる可食部分の割合が多いか少ないかのこと。
肉質等級(1〜5)
霜降りの度合いや、色、肉生地のきめ細かさ、脂の質などを総合評価したもの。

神戸牛の定義については「神戸肉流通推進協議会」のWEBに詳しく掲載されておりますので、ぜひ御覧くださいませ。